一級建築士試験学科試験

独学におすすめな参考書(テキスト、問題集)

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こんな人のための記事です。

Aさん
Aさん

これから一級建築士試験を独学で勉強しようと思うんだけど、

おすすめの参考書があれば教えてほしいな。

参考書ってたくさんあって、どれを選んだらいいか迷いますよね。

そんなあなたに独学におすすめな参考書をご紹介します。

この記事でわかること
  • 学科試験はテキストを活用したほうが効率がいい
  • 資格学校のテキスト、問題集がおすすめ
  • テキストは学科試験を合格した人からもらうか、フリマサイトで購入する
  • 問題集はネットで買うのがおすすめ
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過去7年分の問題と解答は公式サイトから入手できる

実は、一級建築士学科試験の過去7年分の問題と解答は、一級建築士試験を運営している建築技術教育普及センターの公式サイトに掲載されています。

つまり、問題と解答だけなら無料で勉強することができます

ただし、ここには解答の解説がありません。

今はインターネットの時代なので、ひたすらネット検索すれば答えは見つかるでしょう。

しかし、大切なのは勉強して自分のものにすることです。

調べることに時間を奪われるのは非常にもったいないことです。

効率的に勉強するためには、問題集やテキストの活用が不可欠です。

直前期に適当な年度の過去問をまとめてやりたい時の活用としてはおすすめです。5科目を一気に解いたり、試験時間の区切りごと(計画と環境・設備、法規、構造と施工の組み合わせ)に解いたりするとよいでしょう。

参考書は資格学校のものがおすすめ

Aさん
Aさん

なるほど、それなら解説がきちんとしている参考書がいいね。

結論から言うと、資格学校の出している参考書がおすすめです。

理由は、圧倒的に中身の質がいいからです。

資格学校は学校に通うたくさんの受講生を教育指導し、毎年多数の合格者を生み出しています。

一級建築士試験の問題や受講生の指導方法などを、あらゆる角度で分析し、長年築き上げてきたものがテキストや問題集の解説となっています。

例えば、どんな分野を集中的に勉強したら効率的なのか、どんなことに気をつけたら問題の誤りに気づけるようになるのか、といったことがわかるようになっています。

自分ひとりで試験対策するとなると、かなりの時間を必要とします。

資格学校のノウハウをぜひ活用しましょう。

参考書を入手する方法

ここで、疑問に思う人がいるかもしれません。

Aさん
Aさん

そもそも資格学校のテキストを本屋さんで見たことないよ

資格学校のテキストは、都市部の大型書店やAmazonや楽天などのECサイトには販売されていません。

もちろん、問題集のほうは販売されています。

わざわざ大型書店まで足を運ぶのは時間とお金がもったいないので、Amazonや楽天などのECサイトで購入することをおすすめします。

  • 日建学院の過去問題集

  • 総合資格の過去問題集

資格学校のテキストが販売されていない理由

それではなぜ、資格学校のテキストは本屋さんに売られていないのでしょうか。

理由は、販売すると資格学校のビジネスが成り立たなくなるから、です。

一般的に、資格学校は受講料が非常に高いです。

一級建築士の資格学校で有名な総合資格は、学科試験の短期コース講座で税込みで473,000円(2020年4月時点)もの受講料がかかります。

もちろん、日建学院やTACなどの他の資格学校にすれば費用は抑えられますが、それでも数十万円はかかってしまいます。

人件費やビルテナントの費用などを考えると、これだけの受講料になってしまうのかもしれません。

教材の内容の質はいいので、教材のみの販売もしてもらいたいところです。

テキストを入手する方法

テキストを入手する方法は、資格学校に通う以外に2つあります。

テキストを入手する方法
  • 直近で学科試験を合格した人からもらう
  • フリマサイトで購入する

周りに学科試験を合格したことを自慢してくる人はいませんか?

もしいたら、資格学校に通っていたか聞いてみてください。通っていたらテキストが手に入るチャンスです。

学科試験を通ったことを褒めてあげましょう。

テキストがもらえるならきちんとお礼を言いましょう。

Aさん
Aさん

お礼を言うのは大事だね!

だけど、自分の周りにはそんな人いないよ〜

もしテキストがもらえそうになかったら、フリマサイトを利用しましょう。

フリマサイトは、有名なところだと、メルカリやヤフオク、ラクマ、PayPayフリマなどがあります。

値段は出品者の値札で決まることが多いので、ばらつきは大きいです。

メルカリだと、だいたい3万円前後で一級建築士のテキストと問題集、模試の問題などの一式が手に入ります。

3万円と聞くと高いなと感じるかもしれませんが、一般的なテキスト、問題集、模試の問題集を一式揃えるとなると、

  • テキスト代    3,500円×5科目=17,500円
  • 過去問題集    3,000円
  • 分野別厳選問題集 3,000円

上の表くらいの費用(合計23,500円)がかかってしまいます。

Aさん
Aさん

トータルの費用はあんまり変わらないね。

フリマサイトなので時期によって値段の変動はありますが、それほど変わらない値段で質の高い教材を活用できることを考えれば、かなりお買い得です。

MEMO上の表は、テキストは「一級建築士受験基本テキスト ヴィジュアルで要点整理」、問題集は日建学院が出しているものをベースに作成しています。

「ヴィジュアルで要点整理」のテキストはこちらから購入できます。

テキストは古くても大丈夫?

フリマサイトを利用すると気になるのが、テキストの情報が古くて使い物にならないんじゃないかということです。

結論としては、2,3年前くらいのテキストなら問題なく使えます

資格学校で勉強していた友人からテキストを見せてもらったことがありますが、テキストのレイアウトや誤記の修正、文章の表現が若干変わっている程度で、大きな変更はありませんでした。

建築の仕組みそのものが今後目まぐるしく変化するとは考えられないので、問題ないと思われます。

あくまで印象の話なので、4年前なら使えないというわけではありません。

ただし、法規の分野は毎年のように法令が改定されているため、法規のテキストは最新版にしたほうが無難です。

まとめ

学科試験は資格学校のテキスト、問題集で勉強するのが最も効率的でおすすめです。

ぜひ勉強に役立ててみてください。

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