こんにちは、ゆるカピ(@yurucapi_san)です。
あなたはこんなことに悩んでいませんか?

大学の製図課題の講評でなかなか評価してもらえない。

評価してもらえないから設計の道を諦めるか迷ってる。
大学で設計課題をこなしていると、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
評価されるのはほんの一握りの人だけで、課題をこなしていくうちに、
- 評価される人がさらに成功して評価される
- 評価されない人は全く評価されず脱落していく
の二極化が進行していきます。
なんだか資本主義社会の縮図みたいなものを見せられている気分にさせられますよね。
もともと、そこまでやる気がない人ならショックは少ないですが、建築に対する意識が高くて評価されない人にとっては報われない日々が続きます。
ぶっちゃけ、人生のうち大学数年間だけの報われない期間にすぎないのですが、実績のない建築学生にとってはつらい時期なのは確かです。
評価されないことに不満を感じる人は少なくないと思います。
実際、私自身そうでした。
私の場合、大学の設計課題に違和感を覚えて、大学3年の研究室配属のタイミングで構造系に方向転換しています。
関連記事 意匠→構造への方向転換は大変?
もし悩んでいるのであれば、別の生き方に方向転換するのがおすすめです。
ただ、一気に変えるのは相当なエネルギーが必要ですし、大きな失敗をして立ち直れないリスクもあります。
なので、
ちょっとずつ時間をかけながら変わっていくのを継続する
のをおすすめします。
相手を変えるより自分を変えるほうが楽

大学側の評価基準が今後変わることはおそらくありません。
これは、設計課題の講評が競争原理を働かせるためにやっているからです。
一般的に競争原理が働くと、質の高いものができるとされています。設計課題で上位を目指すために頑張るようになり、お互い意見を出し合い競い合い優れた建築作品を生み出していくという狙いがあります。
ただ、この競争原理では評価軸が画一的に決まっているため、評価軸に載らないものは排除される仕組みになっています。
評価されたいのであれば、別の場所で勝負して評価してもらうのがいいでしょう。
相手(=大学側)を変えるの相当厳しいので、
- 自分自身を変える
- 自分の周りの環境を変える
のどちらかの選択肢が有力候補になります。
しかし、「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、自分自身を変えるのは結構大変です。少し勇気が必要ですが自分の周りの環境を変えるのがおすすめです。
周囲の評価を気にする原因

当たり前ですが、建築学生は建築に関する実績がありません。
建築設計を目指して大学に入ったものの、まともに評価してもらえないため、
- 設計でいい会社に就職できない?
- 肩書きがないから社会に出ても評価されない?
- 何者にもなれない?
と不安に感じているのではないでしょうか。
私自身、研究室選びの時や就活の時はかなり悩んでいました。
でも、建築の実績はこれから作っていくものなので、本当は特に気にする必要はありません。
自分の価値観を再認識しよう
あなたがなぜ設計課題で評価されたいのか、自分の価値観に照らし合わせて考えてみましょう。
- 名声、評判(有名になって憧れの存在になる)
- 将来の稼ぎ(いい会社に就職できる)
- 自己実現 (建築を通して自分のやりたいことを実現できる)
ここに挙げた価値観以外のものもあるかもしれません。
どれも頑張るというのは現実的ではありません。「名声・評判」を重視している人もほかの人以上に努力していますし、いろんなことを犠牲にしています。
なにかを得るためには別のなにかを犠牲にしないといけないわけです。
例えば、私がおすすめしている「ちょっとずつ時間をかけながら変わること」についても、自分の時間を犠牲にしています。
急いで行動すればチャンスだったのに逃してしまった、なんてことも起こりえます。しっかりとした実績を得るまで、周囲から批判的な意見を言われることもあるでしょう。
その代わり、考えながら戦略的に行動するので、大きな失敗は少なくて済みます。
- フットワーク軽めな人 → どんどん挑戦して実績を作る
- コツコツ型で真面目な人→ 時間をかけながら少しずつ実績を作る
という感じで、自分の性格に合わせて行動してみるのもいいでしょう。

自分の場合は、意匠→構造への方向転換だったから、慣れるのに時間がかかったよ。だけど、たくさん勉強して大きな失敗なく最近ようやく仕事で評価されたり実績を増やせているよ。
学生のうちからできることに挑戦してみよう

それでは具体的にどんな行動をしたらいいのでしょうか。
建築学生という身分であれば、以下のことを実践してみるのがおすすめです。
- SNSで気になる人をフォローする
- 新しいことを始めてみる
SNSで気になる人をフォローする
個人で建築設計業を営んでいる人のなかにはTwitterやFacebookなどのSNSを活用している人がいます。
自分が気になっている、有益な情報を流してくれると感じる人をフォローして、リプライを送ってみたり、イベントを企画していたら直接会ってみたりするのもいいでしょう。

交流を深めていくうちに、いろんな価値観があることがわかってくるからSNSはおすすめだよ。
今後は建築業界でもSNSを使った就活が一般的になってくると考えています。プライベートのSNSの書き込みには愚痴などのネガティブなコメントを書く人が多いですが、企業の人事担当者に低評価をつけられる可能性があります。
SNSでは極力ネガティブなコメントをしないようにしましょう。
新しいことを始めてみる
なにか新しいことに挑戦してみるのもいいと思います。
- 個人でコンペに応募する
- 海外留学する
- 情報発信する
- Photoshop、Illustrator、モデリング、レンダリングなどを使った作品を作る
- ココナラでスキルを販売する
個人的には情報発信がおすすめです。
中身が多少ショボくてもSNSに自分の作品を投稿し続けましょう。自分の作品ポートフォリオをひとまとめにしたい場合は、noteやブログなどを活用するのもおすすめです。
手軽に実績を作っていきたいのであれば、ココナラというスキルを販売するサイトで建築パースやちょっとしたイラストの案件を受けてみるのもいいでしょう。
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お仕事をもらえるくらいまではちょっと自信がないなあ...。

PhotoshopとかIllustratorとかの勉強から始めてみてもいいかも。勉強するなら、Udemy(ユーデミー)というオンライン学習サイトがおすすめだよ。
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まとめ
建築の実績がほとんどないに等しい建築学生にとって、設計課題の評価はかなり重要なものに映るかもしれません。
しかし、いざ大なり小なり設計事務所などに就職してみると、そこまで重要じゃなかったことに気づくはずです。
というのも、建築の実績は実務をこなしながら積み上げていくものだからです。
焦らず、自分のペースでできることに挑戦してみましょう!
それでは、また。
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