一級建築士試験学科試験

一級建築士学科試験にテキストは必要?

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こんにちは、ゆるカピです。

今回は学科試験にテキストが必要な理由について語っていきます。テキストの必要性がわかればきっと勉強の役に立つはずですよ。

ゆるカピ
ゆるカピ

これから勉強を始めようとしている人、とりあえず過去問を解き始めたという人は特に聞いてほしいな。

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一級建築士学科試験にテキストは必要?

Aさん
Aさん

問題集にも解答のところに解説がついてるから問題集だけでいいんじゃないの?

たまに、こんな意見を耳にすることがあります。確かに学科試験の問題は過去問をベースに作られており、過去問をやり込むだけで合格圏内に入ることは可能です。

MEMO

詳しく知りたい人は「一級建築士合格物語」のウェブサイトに、過去出題がどれくらい出ているかを示している表が載っているので、ご確認ください。

それでも、なぜテキストが必要なのかというと、以下のメリットがあるからです。
テキストを使うメリット
  • 勉強効率が上がる
  • テキストの目次を見れば試験の全体像がわかる

勉強効率が上がる

問題集の解説は、ある問題に対する答えの解説しか書いていません。

これでは、解説に出てこなかった別の用語が新たに問題に出題された時に、まったく対処できないということになってしまいます。

応用力が身についていない状態で本番の試験に挑むのは危険な賭けになります。

これに対して、テキストは言わば教科書。問題に対する解答だけでなく、類似の用語や考え方も一緒に勉強できます

試験の応用力も身についてちょっとしたひっかけ問題にも対応できるようになります。

テキストを見れば試験の全体像がわかる

テキストはそれぞれの分野ごとに章立てで解説する構成になっています。

上図は、市販で売られている「1級建築士受験基本テキスト 学科Ⅰ(計画)」を例にしています(テキストは下記リンク先から購入できます)。資格学校のテキストも同様です。

分野別にまとめられているので、各科目の出題範囲がどれくらいのボリュームがあり、得意不得意な分野がどれくらいあるのかが一目瞭然です。

独学で勉強していると覚えた知識が偏ってしまうことがあります。そんな時は一度テキストの目次に立ち戻って、引いたところで見てみるのもよいでしょう。

ゆるカピ
ゆるカピ

よく構造が苦手っていう意見を聞くけど、実際は特定の分野が苦手なだけな場合もあるからチェックしてみてね!

私自身、昔から環境・設備に苦手意識を持っていましたが、こまめにテキストを読み返してみると実は本当に苦手だったのは空調の計算問題でした。

苦手レベルを知るためにも、ぜひテキストの目次を使ってみてください。

気になるデメリットは?

デメリットはずばり値段の高さです。

今回例としてご紹介した「1級建築士受験基本テキスト」シリーズは17,500円(5科目平均で3,500円前後)します。資格学校のテキストをメルカリやヤフオクといったフリマサイトで購入したとしても一式で3万円前後となってしまいます。

過去問の問題集は5科目セットで3,000円前後と考えると5〜10倍くらい値段が高い計算になります。

しかし、この値段に見合うだけの効果は十分期待できます。いちから本やネット検索で調べていたら、いつまで経っても勉強が進みません。

ここは投資と思って購入を検討することをおすすめします

MEMO

学科試験はテキスト、問題集をしっかりこなして模試を受けていれば十分高得点が狙えます。逆に、資格学校の特別講義を受講するなど、追加の費用はかけなくても大丈夫です。

まとめ

テキストは、勉強の効率化のための必須アイテムです。

じゃあ、どんなテキストがいいの?、と購入を迷っている人はこちらの記事も参考にしてみてください。

それでは、良き建築ライフを!

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