一級建築士試験学科試験

法令集はこれで決まり!総合資格の法令集がおすすめ

1k-recommended-houreishu一級建築士試験

こんにちは、ゆるカピです。

こんな人のための記事です。

Aさん
Aさん

法規の勉強には法令集が必要って聞くけど、何がおすすめなの?

ゆるカピ
ゆるカピ

法令集っていろんなところが出してるんだけど、総合資格の法令集がおすすめだよ!

今回は総合資格の法令集がなぜおすすめなのか解説していきます。

もちろん、他の法令集を既に使っていて慣れている人はそのままのほうがいいかもしれません。それでも、試験に徳化して作られているので、慣れてしまえば法令集を引く時間が短縮できる可能性は高いです。

スポンサーリンク

そもそも法令集って?

ざっくり言うと、建築基準法と関係法令の条文がまとめられた辞書みたいなものです。法律関係で言うと六法全書と同じです。

一級建築士の学科試験では、法規の試験のみ法令集の持ち込みが認められています。

ただし、法令集として出版されているもののなかには持ち込み可能なものと持ち込み不可なものの2種類があるので、試験に使おうと思っている人は購入に注意が必要です。

ゆるカピ
ゆるカピ

有名どころの総合資格、日建学院、TAC、井上書院の出している法令集なら特に問題ないよ。

注意点

まず先に注意点があります。これから先で書いている総合資格の法令集は、B5版のほうのことを差しています。

総合資格の法令集には通常版のB5版とコンパクトサイズのA5版があります。どちらも中身の内容は同じなのですが、A5版のほうはコンパクトさを優先しているため文字が小さくて読みにくいです。

通常版であるB5版のほうを選びましょう

pic-houreishu

総合資格の法令集をおすすめする理由

おすすめな理由は以下のとおり。

おすすめする理由
  • 文字が読みやすい
  • 分厚くないため持ちやすい
  • アンダーライン引き方見本が便利

法令集は引きやすさが重要です。

法規の試験では法令集で引く時間をいかに短くするかが合否を左右します。もちろん、私が総合資格に通っていて使い慣れているというのもありますが、改めて振り返ってみると結構初心者に使いやすいんじゃないかなと思います。

おすすめする理由① 文字が読みやすい

まず、総合資格の法令集は1ページにつき2段落の構成になっています。一般的に1つの列あたりの文字数が増えると、文字が読みにくく感じてしまいます。

ゆるカピ
ゆるカピ

縦書きの例だと、新聞がいい例だね。1列あたりの文字数が少ないから流し読みしやすいようになっているんだよ。

2段落にすると1行あたりの文字数が半分になるため、必要な条文のキーワードを拾いやすくなるのです。

総合資格のほかには、資格学校TACの法令集が1ページ2段落の構成になっています。

おすすめする理由② 分厚くないため持ちやすい

法令集を机に置いて広げながら勉強するのか、片手で持って重要な条文を指で挟んで調べながら勉強するのか、勉強スタイルはさまざまです。

もし、後者の勉強スタイルなら、断然、総合資格の法令集がおすすめです。

本の厚さが約2.8cmなので片手で持ちながら勉強できます。

おすすめする理由③ アンダーライン引き方見本が便利

引き方見本というのは、法令集の中で試験に出やすい部分のアンダーラインの見本が書いてある小冊子のことです。今のところ総合資格にしかありません

総合資格に通っていなくても、市販のものを購入した時に一緒についている応募ハガキを送れば取り寄せることができます

法規の勉強をしながらアンダーラインを引くよりも、試験に出やすいところを事前に引いておいたほうが勉強効率がよく、その分、他の勉強に時間を割けるというメリットがあります。

法令集にはアンダーラインを引いておいたほうが断然引くスピードが向上します。アンダーラインのところに注意がいくためです。ぜひ事前にアンダーラインを引いておきましょう。

アンダーライン引き方見本を有効活用しよう

実はアンダーライン引き方見本にはもうひとつ便利な活用方法があります。

おそらく、ほとんどの人はアンダーラインを引いてしまったらそのまま捨ててしまうと思いますが、非常にもったいないです。

それは、そのまま法規の勉強に使えるからです。

引き方見本は、当然ですが本番の試験には持ち込めません。しかし逆に法令集がもつデメリットを補ってくれます。

法令集はそのサイズ感から携帯性に難があります。資格学校に通っている人も法令集は法規の授業の時しか持って行かないのではないでしょうか。

しかし引き方見本はA5版サイズで厚みもそれほどないので、いつでもどこでもカバンに入れて持ち運ぶことができます

自習室やカフェなどでちょっとした勉強をしていて法令集を引きたくなった時も、いつでも調べることができます。

これを普段からやっておくと、いつの間にか条文を覚えるようになって、引かなくても問題が解けるようになるのです。

また、試験に持ち込みをしないので、ちょっとしたメモなどの書き込みも自由にできます

私の場合、試験勉強で一番使い込んでボロボロの状態になったのは、テキストでも問題集でも法令集でもなく、アンダーライン引き方見本でした。

ここまで引き方見本のメリットを挙げてきましたが、デメリットもあります

それは、総合資格に個人情報が渡ってしまうことです。これは総合資格に限った話ではありませんが、資格学校は個人情報を入手したら、受講の勧誘をしてきます

これがネット上ではすこぶる評判が悪く、電話番号を検索すれば悪評が数多く見受けられます。

しかし、もしあなたが資格学校に通うつもりがないのなら、キッパリと断ればいいだけです。それでも電話がかかってくるなら着信拒否してしまえば済む話です。

断ってしまってなんだか申し訳ないなと思う必要はないのです。

便利なグッズを手に入れて法令集マスターになりましょう。

まとめ

法令集のおすすめな理由について解説していきましたが、まずはしっかりと使いこなせるように普段から法令集に触れる習慣付けを心がけましょう。

アンダーライン引き方見本を使えば習慣付けのハードルはグッと下がるはずです。ぜひ試してみてください。

それでは、良き建築ライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました