こんにちは、ゆるカピ(@yurucapi_san)です。
あなたはこんなことに悩んでいませんか?
試験直前になって、漠然と不安...。
試験直前まで全然勉強してない...。焦ってきた!
一級建築士の試験勉強をコツコツ取り組んできた人も、勉強をサボっていた人も、不安な気持ちになるのが試験直前の6月下旬から7月上旬までの1ヶ月間。
勉強しっかりやってて模試の成績も悪くなかったら大丈夫なんじゃないの、と思うかもしれません。
建築士試験に限らず、高校受験や大学受験でも同じですが、ちゃんとやってても当日不測の事態に陥ってしまうかも•••と不安な気持ちになってしまうものです。
私自身もこの時期は不安でいっぱいでした。
当時の私の成績はというと、直近2回の模試の得点がいずれも100点越えでした。
いやいや余裕でしょ!? 自慢したいの?
側から見たらそう映るかもしれません。でも、こういう時って当事者はめちゃくちゃ悩んでたりします。
- これ以上勉強しても伸びそうにないからどんな対策がいいんだろう?
- 当日ヘマしたら洒落にならないな•••
成績の良し悪しに関わらず、悩みは尽きません。
今回は、私の実体験を交えて試験直前にやるべきことをお伝えしたいと思います。
私の簡単なプロフィールはこんな感じ。
本記事はこんな人向けの記事です。
- 試験直前で不安な気持ちを解消したい人
- 受験生ではないけど、前もって試験までのスケジュールを考えておきたい人
もちろん、試験勉強をサボってて焦り始めたという人は、今すぐ過去問の勉強をしてください。
建築士試験がテーマになっていますが、資格試験の勉強全般に使える話なので、建築関係以外の人もぜひ参考にしてみてください。
勉強習慣の基礎を知りたい人はこちらの記事が参考になります。「継続は力なり」の話です。
さて、本題に入ります。
結論を言うと、試験直前の7月にやるべきことは以下の3つです。
まとめると、試験直前は悩まずに何か行動するのがおすすめです。
行動その1:さらに勉強する
そもそもの話ですが、試験のことが不安というのは、試験勉強がひと段落してきた証拠でもあります。
今まで試験勉強でいっぱいだったのが、少し気持ちに余裕が出てきて急に不安な気持ちになったというわけです。
さらには私のように、そこそこの成績をとるようになって(8割くらいの安定した点数)、やることがなくなったパターンもあると思います。
実際100点満点中80点をとってそこから90点、満点を狙うのは至難のわざです。しかも、学科試験の成績は製図試験のための足切りにしか使われないので、高得点をとったところで意味がありません。
こんな時は、単純ですがさらに勉強して気持ちを紛らわすのが有効です。
一緒に試験を受ける友人と問題を出し合う
近くに試験勉強する友人がいたら、得意分野の問題を出し合ってみましょう。
人に説明するためにさらに勉強しないといけないし、お互い苦手な部分の知識の補完できるのでおすすめです。
ハッシュタグをつけて学んだことをTwitterで情報発信するのもおすすめだよ!
模試の復習や解き直しをする
近くに試験勉強する友人がいないよ、という人は模試の復習や解き直しをしてみるのもいいでしょう。
勉強するためというより、本番のリハーサル的な感じで通しでやってみる感じですね。
ただし、復習するなら試験直前は苦手分野は捨てて、得意分野を伸ばしたほうがいいです。苦手分野を克服するには時間が足りないし、得意分野を伸ばしたほうが精神衛生的にも優しいからです。
構造がどうも苦手なんだよね〜。
という人は、一番難しいと感じている部分は捨てて、少しでも得意な部分を伸ばすようにしましょう。
構造力学に関しては、当ブログで「構造力学の基礎」シリーズとして公開しています。内容はひととおり網羅しているので、勉強のお供にいかがでしょうか。
ちなみに、構造設計分野だと、RC造、S造はおさえておかないと点数が稼げません。余力があればSRC造や最近出題されるCLTの基礎知識も覚えておきましょう。
行動その2:休む
休むって行動してないんじゃないの、と思うかもしれません。
休むといっても勉強をサボるわけではありません。本番の試験の流れを習慣化するために休むということです。朝の起床、朝食から始まる朝の習慣を身体に染み込ませて本番に合わせるようにしていきます。
あなたがもし会社員だったら、試験直前3日から1週間くらいは年休をとることをおすすめします。
個人差はありますが、仕事のことをいったん忘れて試験モードになるには3日くらいはかかると思います。
仕事のことが頭の中に残った状態で試験を受けると、
- 試験に集中できない
- 試験勉強に関する記憶力が低下する
というように、脳内メモリをフルに使えなくなるのでパフォーマンスが低下してしまいます。しっかり休んで、メモリを解放しちゃいましょう!
3日も休みなんてとれないよ〜。仕事が忙しくて...。
こんな人はなるべく定時で帰れるように交渉してみてください。時間はかかりますが、少しずつ試験モードに切り替えていくことを心がけましょう。
行動その3:運動する
試験勉強と関係ないような気がしますが、実は関係があります。
というのも、建築士試験は半日がかりの長丁場の試験であり、体力が必要だからです。
スポーツの世界では、「心・技・体」という言葉がよく使われます。普段行っている試験勉強はテクニックを学んでいるにすぎないので、「技」しか取り組んでいない状態です。
バランスが悪いので、ちょっとしたことで試験のパフォーマンスが下がってしまいます。
筋トレやジョギングなどの身体を動かすトレーニングをすると、自己肯定感が高まります。つまり、「心・技・体」のバランスがよくなって、本番でいい結果を残せる可能性が高まります。
試験勉強をしていると、どうしても自宅や自習室などにこもるせいで運動不足になりがちです。ちょっとしたストレッチでもいいので、運動して気持ちをリフレッシュしましょう!
オンラインフィットネスやYouTubeのストレッチや筋トレの動画を観ながらやってみるのもおすすめだよ。
試験直前に遊びに行くのはNG?
この質問は本当によく受けます。
結論を言うと、行っていいと思います。
「行ってもいい」という返答ありきな質問な気もするけど...。
私自身、試験勉強をしていた時は、何回かリフレッシュのために山登りをしたり、友人とBBQをしたりしていました。
実際、友人と遊んだり音楽ライブに行くと、試験勉強で沈んだ気持ちが晴れますよね。それで悩みが解消されて試験勉強に集中できるなら、やったほうがむしろ得です。
正直言って、1日、2日休んだくらいでは試験結果は変わりません。
なので、遊んで自分にプレッシャーをかけましょう!
直前といっても、前日とか3日前に飲み会に参加するのはおすすめできません。私は模試の時に試しにやってみましたが、体調面できつかったのを憶えています。
まとめ
本記事のまとめです。
試験直前の7月にやるべきことは、
- さらに勉強する
- 休む
- 運動する
の3つです。
共通して言えるのは試験直前は心のケアが一番重要だということです。
梅雨だったり蒸し暑かったりで体調も崩しやすい時期です。試験当日になって体調を崩してしまったのでは、これまでの勉強の積み上げが1年無駄になってしまいます。
無理をしない範囲で、日々積み上げる習慣を続けていきましょう。
それでは、また。
コメント