書評

【書評】「1日30分」を続けなさい! 読んだ感想

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こんにちは、ゆるカピです。

今回は「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55を読んでどう思ったか、どんな人におすすめな本なのかお伝えします。

ゆるカピ
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役に立ちそうなところをピックアップしてお伝えするので、時間がある時にひとつ読んでみてください。

ざっくりと本の中身を解説

本題に入る前にまずはざっくりとご紹介します。

読んだきっかけ

今はゴールデンウィーク期間真っ只中ですが、不要不急の外出自粛が続いています。家にいても特に生産的なことができないので、読書をしようと思ったのがきっかけです。

Amazonプライム会員だとAmazon Readingの本を一部無料で読むことができます。今回そのなかから、試験勉強をする人におすすめできる本があったのでご紹介することにしました。

ゆるカピ
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ほかにもおすすめできそうな本がいくつかあったから、随時紹介していくよ。

著者はこんな人
著者の古市幸雄さんの簡単なプロフィール
  • 日本の能力開発の第一人者
  • 20〜40代のビジネスパーソン向けに、勉強教材の販売、セミナーの開催、メルマガの発行、自己啓発、英語、ファイナンス、ファッションなど多岐にわたる情報を発信している
Aさん
Aさん

なんだか、自己啓発って意識高い系の人が好きそうなワードだね。

Bさん
Bさん

胡散臭くないの?大丈夫?

ゆるカピ
ゆるカピ

よくある自己啓発系のセミナー講師だよ。今回紹介する本ももともとは1万円の情報商材として販売していたそうだよ。

調べてみると、著書も2007年度ベストセラー「ビジネス書」第1位になるほどすごく売れた本なので実績は十分あると思います。

現在もブログやツイッターなどで情報発信をしているようなので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

概要はこんな感じ

要約すると、

  • 55個の勉強の助けになる考え方や方法がまとめられている
  • それぞれ著者の実体験に基づいて書かれている
  • 自分にあったものを選んで始めてみよう

という内容になっています。

勉強法というと、この手順で学習を進めてくださいといったノウハウ本のイメージがありますが、どちらかというとそれ以前の勉強する人のためのTip集のほうが近いと読んでいて感じました。

著書にも書いてありましたが、勉強する習慣がない人向けの本というのはそういう意味かもしれません。

こんな人におすすめ

勉強というと苦手意識を持っている人が多く、社会人になると同時にやめてしまう人がほとんどだといわれています。

この本は社会人になってからも英会話や簿記、ビジネススキルやプログラミングの勉強など自己研鑽したい人全員をターゲットにした内容になっています。

  • これから勉強を始めたいけど、いまいち勉強法が確立していない人
  • 巷の勉強法に挑戦してみたけど、いまひとつ成果が出なかった人
  • 昨今のコロナウイルス蔓延を受けて将来に危機感を覚えている人

こういう人には特におすすめの本だと思います。

気になった勉強法8選をご紹介

読んでいて気になったところをピックアップしてご紹介します。

特に、これから試験勉強をするにあたって重要だなと思った勉強法は8つあります。

気になった勉強法8選
  • 勉強法1:勉強の動機付け
  • 勉強法2:勉強の習慣づくり
  • 勉強法5:勉強の成果に必要なこと
  • 勉強法11:テレビは見ない
  • 勉強法24:気分が乗らない時どうするか
  • 勉強法25:短期集中型勉強で気をつけること
  • 勉強法28:勉強中に避けられない感情
  • 勉強法41:目標達成に代償は必要

もちろんほかの勉強法のなかにも、人によっては重要になるかなと感じることは書かれていましたが、そこはぜひ、ご自身の目で確認してみてください。

勉強の動機付け

本の冒頭にあるように、これは一番重要だなと感じました。

今の時代、実は勉強に必要なのはやる気あるいは熱意だけです。世界中を見渡してみると、想像している以上は私たちは恵まれた環境下にいます。

別記事でもお伝えしていますが、建築士試験だけでも無料で勉強できる方法はあります。

著者は本書のなかで、

勉強したくない人は、勉強しなくていいです。

1日に30分も勉強に時間を使えない人は、基本的に勉強をしたくない人なのです。

「1日30分を続けなさい」本文より抜粋

とさえ言い切っています。

しかし同時に、勉強にはタイミングが重要だとも言っています。

思い立ったが吉日」というわけです。

勉強したいと思ったら、すぐに行動に移しましょう。

勉強の習慣づくり

著者によると、1日あたりの勉強時間は少なくてもいいそうです。

確かにいきなり1日に何時間も勉強してしまうと、疲労感だけが印象に残って勉強そのものが続けられません。三日坊主という言葉があるように、あなたも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

本のタイトルにもなっている1日30分以上を毎日コツコツ続けること。

勉強そのもののハードルを下げて習慣化することが大事だということですね。

勉強の成果に必要なこと

著者は勉強で成果を上げるためには、勉強量(時間)が最も重要だと主張しています。これは一級建築士試験をストレートで合格した私自身実感していることです。

教材やサービスにお金を払えば絶対に試験に合格できるわけではありません。事実、資格学校や専門学校に通っているのになかなか試験に合格できない人はたくさんいます。

結局は勉強するあなた自身がどれだけ勉強したかにかかっていると結んでいます。

テレビは見ない

今は自分も含め若年層を中心にテレビを見ない人が増えました。どちらかといえば、今はYouTubeやネットフリックス、Amazonプライムビデオなどが当てはまるのではないでしょうか。

動画を見ていて、気づいたら1日が終わっていたというのは誰しも経験したことがあるでしょう。

勉強するにはこういった誘惑に負けないようにしないといけません。

気分が乗らない時どうするか

気分が乗らない時は思い切って2〜3日休みましょうと著者は言っています。理由は気分が乗らない時にイヤイヤやっても勉強の効率が悪いためです。

3日以降で意欲が湧いてきたら再開するという方法を提案しています。

この方法は、真面目な人には救われる話かもしれません。

頑張りすぎないように継続することを優先しましょう、ということです。

短期集中型勉強で気をつけること

これは、4月やゴールデンウィークから試験勉強を始めようと考えている人には、特に読んでほしい内容です。

短期集中で勉強するなら、早めの行動が重要になります。

一級建築士試験の場合、勉強に必要な時間はおよそ1,000〜1,500時間くらいです。勉強する期間にかかわらず必要なので短期集中になるとその分だけ1日あたりの勉強に必要な時間が増えてしまいます

計画が破綻しないためにもぜひ一読をおすすめします。

勉強中に避けられない感情

試験勉強にはメンタル面も重要です。

試験勉強は孤独との闘いだ、というのは本当にそう思います。

試験勉強をしていると、好きなアーティストのライブに友人と行くのをやめたり、飲み会を断ったり、人との交流が疎遠になってしまう可能性は十分考えられます。

身近に一緒に勉強する人がいる人も、ひとりで勉強している人にもぜひ読んで欲しい内容です。

目標達成に代償は必要

勉強に集中するためには、今まで使っていた遊びの時間を犠牲にする必要があります。一級建築士試験の場合も同様です。

私自身、受験年は試験勉強一色で、遊びはおろか、会社の付き合いも断ることも少なくありませんでした。その代わりストレートで合格したので、翌年は元の付き合いを回復させることができました。

犠牲は一時的なものにすぎません。だらだらと過ごしているといつまでも試験に合格できません。

一刻も早く試験に合格したい、という人はぜひ実践してみてください。

まとめ

この本の内容は読んでいてちょっと古いなと感じるところもありましたが、今でも通用する内容もたくさんあった印象です。

あなたがAmazonプライム会員なら、無料の今のうちにぜひ読んでおきましょう。また、プライム会員でない人も30日間の無料体験期間がありますので、この機会に会員になってみてはいかがでしょうか。

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