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【一級製図】製図課題を楽しみながら続けるためのコツ

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こんにちは、ゆるカピ(@yurucapi_san)です。

  • もともと図面を描くのが得意じゃない
  • 製図課題をこなすのがしんどい

普段図面を描くことを生業としていない人にとって、製図試験は地獄そのもの。

避けられるならできれば避けたい。

なんとか楽に乗り切れる方法があればなあ、と考えるのが本音ではないでしょうか。

でも残念ながら替玉受験は許されていないし、あなた自身が受けるほかないんですよね。

ゆるカピ
ゆるカピ

替玉受験はダメ、絶対!

私の場合普段は構造設計をやっているのでどちらかといえば設計寄りにはなりますが、製図はそれほど得意ではありません。

ゆるカピ
ゆるカピ

どちらかというと3Dモデリングをさっくり組んで作るほうが好きだったり...。

今回は製図の勉強に苦手意識を抱いている人向けに、勉強を続けるコツを紹介したいと思います。

重要なキーワードは、

製図勉強を続けるためのコツ
  • 作業する時間を決める
  • 作業する環境を整える
  • 周囲を巻き込む

の3つになります。

王道中の王道の話なので絶対に覚えておきましょう。

本記事の内容
  • モチベーションに頼らないように勉強しよう
  • 製図勉強を続けるための方法3種を実践しよう
  • 製図勉強に楽しみを見出そう

さっそく始めたいと思います。

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モチベーションを当てにしない

勉強というとどうしてもモチベーションに頼りがちですが、モチベーションだけで本試験直前まで持続させるのはほぼ不可能です

というのも気分の浮き沈みで作業すると続かないからです。

今日はちょっと気分が乗らないなあ、と思ってサボる癖がつくとだんだん製図の勉強が億劫になってしまいます。

Aさん
Aさん

今日やろうと決めてたのに、気づいたらこんな時間...。やるのが面倒くさくなってきちゃった。

なんて経験はありませんか?

人は思っている以上に意志を強く持ち続けることができません。

続けていくためには、毎日の食事や睡眠、歯磨き、平日の通勤のようにルーチンワーク化してしまうのが重要です。

特に深く考えずに気づいたら平行定規を取り出して製図用紙を広げていたというのが理想ですね。

関連記事 【一級製図】勉強はいつから始めたらいい?

どうしても作業しづらいという時はどうしたらいい?

例えば運悪く体調を崩してしまったり、どうしても急用で製図勉強どころでなくなってしまったりする場合があります。

そんな時はキッパリと作業しないという選択肢をとってもいいと思います。

無理にほかの日に倍以上作業して埋め合わせをしようとかはしなくても大丈夫です。

たかだか半日、一日作業しなかったからといって結果は変わりません。

休むと罪悪感を覚えてつらいという人は、短時間で終わる負担の少ない作業をしてもいいでしょう。例えば、

  • チビコマでエスキストレーニング
  • 計画の要点の解答例を暗記
  • 什器を描く練習(スケール感の勉強)

あたりがおすすめです。

ゆるカピ
ゆるカピ

自分に無理をし過ぎないのが重要ですね。

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製図勉強を続けるためのコツ

製図勉強を続けるために必要なことは以下の3要素です。

  • 作業する時間を決める
  • 作業する環境を整える
  • 周囲を巻き込む

それぞれ解説していきます。

作業する時間を決める

製図勉強をルーチンワーク化してしまうために欠かせないのは、時間を確保することです。

こちらについては「時間に投資しないと受からないという話」という記事で詳しく解説しています。

具体的なイメージとしては例えば、

  • 仕事帰りに時間を作って、作業が終わるまで帰らない
  • 出社前の朝活の一貫として作業する

という感じです。

普段から早起きの習慣がついているなら朝活に取り入れて、夜に活動したほうが頭が冴えるなら仕事終わりに作業するのがいいと思います。

おすすめはもともと習慣化されていることに紐づけて行うこと

  • 朝の歯磨きの直前か直後
  • 夕飯前
  • 寝る前30分くらい

普段から必ず行っている習慣にくっつけて作業すれば続けやすくなります

作業する環境を整える

勉強を続けるためには環境づくりも欠かせません。

  • 身近に自分のやる気を引き出してくれるコーチをつける
  • 作業に集中できる環境を確保しておく

資格学校などで製図の指導している講師との相性で、勉強のやる気が削がれて不合格になってしまったというケースも少なくありません。

直接的に講師の指導が悪かったとも言えませんが、あなたの勉強の妨げになっているのであれば担当を変えることをおすすめします。

自宅で集中して作業できないのであれば、近くにあるカフェや自習室、コワーキングスペースなどをチェックしてみて、作業環境を確保しておくといいでしょう。

ゆるカピ
ゆるカピ

昨今の社会情勢で使えなかったり時間に制限があったりすることもあるけど、気持ちの切り替えにもなるし探してみるのをおすすめするよ。

周囲を巻き込む

製図課題は内容が難しく世の中的にはやらないのが普通なので、あなた1人でこなし続けるのは非常につらいものがあります。

試験合格のためには、あなたの家族や職場の人たちなどの周囲の理解が必要です。

Aさん
Aさん

あんまり人に頼りたくないなあ。自分ひとりで大丈夫だと思ってる。

と考えてるほどあなたの心は強くありません。

完全独学だと心が折れてしまいます。可能な限り勉強仲間を作っておきましょう

最近はオフラインで仲間を見つけるのが難しくなった分、TwitterなどのSNSを使って仲間を求めている人が増えてきています。

普段SNSをやっていない人も、この機会に勉強アカウントを作って勉強仲間と交流してみましょう

勉強のなかに楽しみを見出そう

ここまで解説してきましたが、

Aさん
Aさん

習慣化を意識しているけど続かないんだよね〜。

という人もいると思います。

そもそも楽しめなければ続けられません。ゲームだってただの苦行だったら続けられませんよね。

そこで、実際私が製図勉強をしていた時に取り入れていた楽しむためのヒントをいくつかご紹介したいと思います。

参考になれば幸いです。

パズル感覚でエスキスに取り組む

資格学校の解答例や製図が得意な人のエスキス例、SNSでアップしてくれている作図例などをたくさん見て学ぶというやり方です。

  • よくあるアプローチの仕方
  • 階段やエレベータの配置パターン
  • 利用者ゾーン、管理者ゾーンの分け方

これらは一定の規則性があります。専門用語でパターン認知というらしいです。

たくさん見て分析していくうちに、

Aさん
Aさん

これとこれの組み合わせならこの課題はうまくいきそうだな。

というのが見えてくるとパズルゲームのように楽しめるようになります。

身近な勉強仲間と意見交換する

ゲームをやっていて、仲間と一緒にやるほうが断然楽しいという経験はありませんか?

製図の勉強も同じです。仲間を作りましょう。

最初は恥ずかしくてなかなか話せないと思いますが、勇気を出して交流してみるのをおすすめします

最近はオンラインで顔出しすることなく気軽につながれるので、以前に比べてハードルはぐっと下がっている印象です。

同じ課題に対して競い合い知恵を出し合っていくうちに、いろいろと理解も深まりスキルも上達していきます。

ほかの人が考えたエスキス例も使えるネタの1つとして活用しましょう。

Bさん
Bさん

楽しさとつらさを乗り越えた仲間っていいよね。

製図道具のこだわってみる

製図道具って、早く描くためのおすすめとして取り上げられることが多いですが、自分好みのこだわりを持って使うのもアリだと思います。

使い勝手やコスパの良さは抜きにしても、お気に入りの道具を使っていると自然と愛着が生まれてくるし製図勉強のモチベーションアップにつながりますよね

私自身製図試験用に購入したロットリングのラピッド(シャープペン)コクヨのネオクリッツ(ペンケース)はなんとなくおしゃれだなと思ってAmazonで衝動買いしましたが、今でも現役で使っています。

ゆるカピ
ゆるカピ

ネオクリッツのほうは限定品というのもあって今はプレミア価格になっているみたいだね。

ご褒美を用意する

目標達成のご褒美を用意しておくのもいいでしょう。目標達成のために頑張るようになって結果続けられるイメージです。

例えば作図を2時間半を切ることを目標に設定したとします。

目標はあなた自身の程度に合わせて高すぎず低すぎないレベルに設定するのがおすすめです。

作図時間2時間半がクリアしたら今度は3回続けてできるようにする

というように徐々に難易度を上げていく感じです。

ひとりでやらずに仲間と一緒に競い合って取り組んでみるのもいいと思います。

ゆるカピ
ゆるカピ

達成したらアイスをおごるみたいなノリでやるといいかも。

本試験直前を最終ゴールに設定して、逆算していくつか目標を設定したスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は製図勉強を続けるためのコツと楽しむためのヒントを紹介しました。

製図勉強を続けるためのコツ
  • 作業する時間を決める
  • 作業する環境を整える
  • 周囲を巻き込む

この3つは続けていくための必須項目です

さらに続けるためには「楽しさ」の要素も欠かせません。

本記事では勉強を楽しむためのヒントを紹介しました。すべて取り入れてもいいしどれかひとつを取り入れてもいいです。もちろん、あなた自身が考えたお楽しみ要素を取り入れてみるのもいいでしょう。

楽しむ → 続ける → 振り返る → 受かる

勉強習慣のサイクルがうまく回れば試験合格も十分可能です。

試験合格までの道のりは短いようで長いですが、引き続き前向きに取り組みましょう。

それでは、また。

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